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SQLite

  • Engineering
December 25, 2019
milvus

大規模ベクトル検索エンジンのデータ管理でメタデータについて紹介しました。今回は主にMilvusのメタデータの見方について説明します。

MilvusはSQLiteまたはMySQLでのメタデータの保存をサポートしています。メタデータの管理にSQLiteを使うかMySQLを使うかは、backend_url (設定ファイルserver_config.yaml )というパラメータで指定できます。

SQLite

SQLiteを使用する場合、Milvusの起動後、データディレクトリ(設定ファイルserver_config.yamlprimary_path で定義)にmeta.sqlite ファイルが生成されます。このファイルを表示するには、SQLiteクライアントをインストールするだけです。

コマンドラインからSQLite3をインストールしてください:

sudo apt-get install sqlite3

次にMilvusのデータディレクトリに入り、SQLite3を使ってmetaファイルを開く:

sqlite3 meta.sqlite

これでSQLiteクライアントのコマンドラインは入力済みである。いくつかのコマンドを使ってメタデータの中身を見るだけである。

印刷された結果を人間が読みやすいようにタイプセットする:

. mode column
. header on

SQLステートメント(大文字と小文字を区別しない)を使ってテーブルとTableFilesに問い合わせる:

SELECT * FROM Tables
SELECT * FROM TableFiles

1-use-sql-lite.png 1-use-sql-lite.png

MySQL

MySQL を使用している場合は、設定ファイルserver_config.yamlbackend_url に MySQL サービスのアドレスを指定する必要があります。

たとえば、以下の設定は、MySQLサービスがローカルに配置され、ポートが「3306」、ユーザー名が「root」、パスワードが「123456」、データベース名が「milvus」であることを示している:

db_config:
 backend_url: mysql://root:123456@127.0.0.1:3306/milvus

まず、MySQLクライアントをインストールする:

sudo apt-get install default-mysql-client

milvusが起動すると、backend_url で指定したMySQLサービスに2つのテーブル(TablesとTableFiles)が作成される。

以下のコマンドでMySQLサービスに接続する:

mysql -h127.0.0.1 -uroot -p123456 -Dmilvus

これで、SQL文を使ってメタデータ情報を問い合わせることができる:

2-my-sql-view-meta-data.png 2-my-sql-view-meta-data.png

次の記事

次回は、メタデータ・テーブルのスキーマについて詳しく紹介する。ご期待ください!

何か質問があれば、Slack チャンネルに参加するか、レポに issue を送ってください。

GitHub リポジトリ: https://github.com/milvus-io/milvus

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